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旭経・年間PV1位は「イオン旭川春光店」閉店 現存「ニチイ」マーク公開に反響

1981(昭和56)年に「ニチイ旭川店」として開店し、その後「春光サティ」、「ポスフール春光店」、「イオン旭川春光店」と改称して40年にわたり地域に愛されてきた同店が、閉店前に1カ所だけ公開した現存の「ニチイ」ロゴマーク

1981(昭和56)年に「ニチイ旭川店」として開店し、その後「春光サティ」、「ポスフール春光店」、「イオン旭川春光店」と改称して40年にわたり地域に愛されてきた同店が、閉店前に1カ所だけ公開した現存の「ニチイ」ロゴマーク

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 2022年の旭川経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いた記事は、「イオン旭川春光店」の閉店に関連する記事で、各プロジェクトのほか、店内現存の「ニチイ」ロゴマーク公開を伝えるものだった。

「イオン旭川春光店」のプロジェクトの1つ「あなたの思い出で桜の木を満開にしてね!」 温かいメッセージで桜が満開

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 ランキングは、2022年1月1日から12月15日に配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1.2月末閉店のイオン旭川春光店で迷路づくり 当時のまま店内現存の「ニチイ」マーク公開も(2/21)

2.「イオン旭川春光店」が閉店 40年の歴史に幕 新商業施設見据える(3/1)

3.旭川でギリヤーク尼ヶ崎さんが大道芸披露 8年ぶり開催に「待ってたよ!」の掛け声も(8/13)

4.91歳の大道芸人ギリヤーク尼ヶ崎さん 8年ぶりの旭川で青空舞踊公演「魂の踊り」(8/11)

5.比布町で初の北海道グルメイベント「北食フェス」 大仁田厚さんも出店、トークイベントも(9/8)

6.昭和怪獣映画風チラシ「ヨサン対ギカイ」がSNSで話題に 鷹栖町議会議員お手製(3/11)

7.旭川出身で文化奨励賞受賞の写真家・谷口雅彦さんが個展 45年の足跡たどる(11/26)

8.旭川でアーティスト参加の「わたしのはみがき」展 あさっぴーの歯磨き絵本も初披露(3/15)

9.段ボール製の日産車、旭川のカフェで展示 障がい福祉事業所利用者が制作(6/12)

10.旭川ゆかりの詩人・小熊秀雄の詩をイラスト・漫画に 旭川の漫画家が独自解釈で(12/15)

 1位、2位を、40年の営業の歴史に幕を下ろした「イオン旭川春光店」に関する記事が占めた。閉店に向けたプロジェクトの1つ「店内に迷路作り」では、弊紙記事で知った市民がボランティアとして多く集まり、限られた期間の中で無事に完成。同記事で取り上げた「ニチイ旭川店」当時のニチイロゴマークは、ネットでも話題となった。担当者からは、記事掲載以降、記念にロゴマークの写真を撮影に来る市民が目立つようになり、店内でも来店客からの反応やスタッフをねぎらう声が明らかに多くなった、と聞いた。現在は取り壊され更地となった同店跡で、新店舗の2024年5月営業開始のロードマップを描く。2年後には明るい話題として、再度ページビューランキング1位へ返り咲いてくれることを期待する。

 3位、4位には、8年ぶりの旭川で、青空舞踊公演「魂の踊り」を披露した大道芸人ギリヤーク尼ヶ崎さんに関する記事がランクイン。夏空の下、会場の1条買物には一目見ようと多くの市民が訪れ、92歳になったばかりのギリヤークさんの渾身の踊りに、盛大な拍手や手拍子、「待ってたよ!」などの掛け声が響き渡り、終演後には記念撮影の列ができた。

 イベント開催ノウハウを自治体に提供しながら今後全道を巡回予定で、第1回目を比布町で開催した「北食フェス」(5位)、ユーモアな取り組みがネットの風物詩となりつつある鷹栖町議会議員の片山兵衛(ひょうえ)さんの取り組み(6位)、以降には、見応えのあるアート作品の展覧会が続き、芸術・文化への高い関心が『デザイン都市・あさひかわ」の源泉・土壌となっていることがうかがえる。

 小熊秀雄が、詩「師団通り所見」(「師団通」は現在の「平和通」)の最後に残した言葉「光も心も 共に明るい街となれ 我々の旭川よ」のように、旭川経済新聞では「コロナ後の旭川」を心待ちに、より一層明るく活気あふれるランキングとなるよう今後も取材を続けていきたい。

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