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旭川と近郊の障がい者らが活動する動画をユーチューブで公開 コロナ禍で交流会開けず

思い思いの書き初めを掲げ記念撮影をするひばりサークルメンバー

思い思いの書き初めを掲げ記念撮影をするひばりサークルメンバー

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 知的障がいのある本人と家族の会「上川地区手をつなぐ育成会連絡協議会」(旭川市宮前 障がい者福祉センターおぴった内)が3月15日、動画「第15回本人の会全道交流会『ひろげよう みんなのわ』」をユーチューブ上で公開した。

「感染症対策を徹底して活動し、お会いできることを楽しみにしています」と力強く語る参加者

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 同会は、障がいのある本人同士が集まり交流する企画を毎年開催しているが、昨年度はコロナ禍で延期となり、今年度も集まって交流することが難しい状況のため、各地で撮影した動画を編集して公開する形で開催し、今年で15回目を数える。

 公開した動画は、障がいを持つ本人を見守り日常で自己決定することを尊重する各地区育成会の本人部会13団体が中心となり、撮影した映像を33分にまとめたもの。

 書き初めや料理教室の模様、おいしく食べている写真や本人同士がリモートで話し合う様子など、コロナ禍でもできる限り絶やさず活動している様子が映し出されており、本人たちが「リアルで」交流したい思いもにじむものになっている。

 同会の松原さんは「参加した人同士が動画を通じて元気につながり、障がいのあるなしかかわらず『みんなのわ』がつながると地域が温かくなる。ぜひ多くの人に見てほしい」と視聴を呼び掛ける。

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