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2月末閉店のイオン旭川春光店で迷路づくり 当時のまま店内現存の「ニチイ」マーク公開も

覆いの下に開店当時のまま現存することがわかり、一箇所だけ公開されているなつかしい「ニチイ」ロゴマーク(駐車場側入り口扉)

覆いの下に開店当時のまま現存することがわかり、一箇所だけ公開されているなつかしい「ニチイ」ロゴマーク(駐車場側入り口扉)

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 今月末で40年間の営業を終え閉店する「イオン旭川春光店」(旭川市春光町10)が、閉店・リニューアルに向け市民とさまざまなプロジェクトを進める中、2回目の「お店の中で迷路づくり!」を行う。

駐車場側出入り口 「ニチイ」ロゴマークの扉が1カ所

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 同店は、旭川の郊外型総合スーパーの先駆けとして1981(昭和56)年、「ニチイ旭川店」として開店。その後1996(平成8)年に「春光サティ」、2002(平成14)年に「ポスフール春光店」、2011(平成23)年に現在の「イオン旭川春光店」に改称し形態を変えながら40年にわたり地域に愛されてきたが、建物の老朽化や顧客ニーズの変化に対応するため閉店・取り壊し、今後は新たな商業施設に生まれ変わる計画となっている。

 そうした背景から同店は、昨年末から閉店・リニューアルに向けたプロジェクト「BYE BYE AGAIN」を開始。店内にブースを設け、アイデア募集やアイデアに対し投票するプロジェクト、従業員からのメッセージや写真などで来店客へ感謝の気持ちを伝えるプロジェクト、桜の葉の形の用紙に同店への思い出・メッセージを記してもらい、その桜の葉で壁面の「桜の木」を満開にさせるプロジェクトなどを実施しており、市民からは「生まれた年が同店開店と同じ」「3世代にわたって利用してきたので寂しい」など、思い思いの惜別のメッセージが多く寄せられている。

 今回募集している迷路づくりのプロジェクトは、閉店する店内でやってみたいことを募り実現を目指すプロジェクト「お店の中で作戦会議!」で、参加者の自由な発想から生まれたアイデア。閉店前日の27日に来店客が店内一角で迷路遊びができるよう26日までの完成を目指し、閉店セール中の同店2階売り場の空きスペースで設営を進めている。既に行った1回目の迷路づくりでは、世代を超えて参加した市民・スタッフが楽しみながら設営する光景が見られたといい、23日には2回目の迷路づくりを行う。

 改称時の年表コーナーでは、「歴代のロゴマークの中で『ニチイ』のロゴマークが年代物で一番苦労した」と言うが、「ニチイ」から「サティ」への改称時に店舗入口の各扉に施したと思われる覆いの下に「ニチイ」ロゴマークが現存することがわかり、覆いを取り除いて現在一箇所だけ公開しており、開店当時のままのなつかしく貴重なロゴマークを見ることができる。他に見つかった当時の貴重なポスターや写真も順次店内に掲出する予定。

 閉店にあたり同店担当者は「今回残念ながらいったん閉めることになったが、お客様からは『不便になる』ではなく『さみしい』という声を多くいただき、あらためて40年間地域に愛されて営業してきたことを実感した。閉店まで残りわずかだが従業員一同心を込めて応対したい。ご来店を心よりお待ちしている」と話す。

 迷路づくりは、23日14時~16時。場所は同店2階元紳士服売り場。参加自由(動きやすい服装・軍手。感染症拡大防止の観点より入場人数制限の可能性あり)。
 閉店は28日19時を予定。

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