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杉村太蔵さん来夏開設の商業施設「旭川ここはれて」 出店説明会とトークショー

「旭川ここはれて」について同社代表取締役社長杉村太蔵さんからのメッセージ(画像は出店者募集チラシから)

「旭川ここはれて」について同社代表取締役社長杉村太蔵さんからのメッセージ(画像は出店者募集チラシから)

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 旭川出身でタレント・実業家の杉村太蔵さんが社長を務めるCocoHarete(旭川市)が8月6日・7日、来年夏、5条買物公園に開業を予定する商業施設「旭川ここはれて」の出店募集説明会と杉村さんのトークショーを旭川市民文化会館大ホール(旭川市7条9)で開催する。

旭川ここはれての出店者募集チラシ 表面

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 杉村さんによる6月の記者発表以降、買物公園活性化に多くの市民からの期待の声が聞かれるようになった「旭川ここはれて」。当日は、来年夏の開業まで約1年となる中、出店希望者への説明会を杉村さんのトークショーを兼ねた形で開くもので、トークショーのみの参加も可能。

 同施設の場所は、平和通買物公園に面した5条通8、旭川フードテラスの真向かいの約450坪。そのうち約150坪の「ガーデンゾーン」には木々を植え、開放的な緑の空間を街中にもたらすくつろぎの森「ひなたスクエア」を整備し、イベントなどにも活用する。取り囲むように建設する「複合店舗ゾーン」の一部2階建て木造施設には、約8坪の店が23店舗入居する。

 「きた北海道文化発信拠点 森のTHIRD PLACE」がコンセプト。「きた北海道エリア」の食文化・匠文化の発信拠点を目指し、旭川や近郊、留萌・宗谷・オホーツク・空知方面を中心とした地域の農畜水産物を使った飲食店や食の物販店、旭川と近郊のクラフト作家の作品や家具雑貨に触れる物販店を想定している。

 出店に当たり、若い人たちや独立開業意欲のある人が「一歩踏み出す」ことができるシステムを採用。初期費用や固定費を抑えたプランを用意し、一般的なテナントとして運営する「定期借家契約」のほか、一定期間同社の社員になって独立を目指す「有期雇用契約」、厨房機器・設備・内装を全て同社が用意し、売り上げの20%を手数料として支払い、80%で運営する「委託契約」の3通りから選択できる。「初期投資などの不安から解放され最適なプランでチャレンジできる環境を整えた」という。

 説明会では、同施設の概要や出店に当たる具体的な内容、申し込み・その後の流れなどを説明するほか、杉村さん本人が地元・旭川や買物公園活性化への熱い思いも語る予定。

 同社は「6月の記者発表以降、とてもポジティブな感想を頂き、買物公園活性化への期待・盛り上がりを感じている。開業に向けて初めての一般的な説明会なので、より多くの方に関心を持っていただき、トークショーではコロナ禍の暗い雰囲気を少しでも明るくできれば」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は両日共14時30分~16時(14時開場)。入場無料。同社ホームページのフォームから事前の申し込みが必要。

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