JR北海道は4月24日、「フラノラベンダーエクスプレス」として5月にデビュー予定の多目的特急車両(キハ261系5000番台特急気動車)「ラベンダー編成」を、デビュー運転の停車駅となる旭川駅と富良野駅で一般公開する。
同社は4月29日~10月31日、富良野・美瑛広域観光推進協議会と共に「富良野・美瑛キャンペーン」を実施予定。同車両は5月8日、北海道が推進する「HOKKAIDO LOVE!」のキャッチコピーを掲げて臨時列車「HOKKAIDO LOVE! FURANO」号としてデビュー。その後、各方面への運転を経て、北海道夏の風物詩、富良野・美瑛の季節を彩る観光列車「フラノラベンダーエクスプレス」として運行する。
「ラベンダー編成」は、ヘッドマークデザインに「ラベンダー」をイメージしたカラーとデザインを採用。1号車をグループ・個人が利用できるフリースペース車「ラベンダーラウンジ」とし、イベント等でも使うことができる。
同社は「北海道はこれからラベンダーのシーズンを迎える。ぜひ『ラベンダー編成』で富良野・美瑛エリアの観光を楽しんでほしい」と呼びかける。
一般公開は、旭川駅7番ホーム=10時15分~11時15分、富良野駅4番ホーム=13時~14時。公開範囲はフリースペース車両の「ラベンダーラウンジ」と普通車(通常の座席車両)を予定。
見学の際は、入場券や有効な乗車券を購入して改札内に入る必要がある。見学者が多い場合は車両への入場制限、列車の遅延・運休などが発生した場合は公開を中止する可能性もある。