上川町かみんぐホール(上川町北町、TEL 01658-2-2371)で11月28日に「第5回上川町スマイルフォトコンテスト」の表彰式が行われる。
上川町出身で長野五輪スキージャンプ金メダリスト原田雅彦さんにちなんだNPO法人「スマイル原田」主催で10月に作品を募集した同コンテスト。全国各地より652点(253人)の応募があり、11月13日に志賀芳彦審査委員長ほか3人の審査員によって27作品が入賞作品として決定した。
審査を行った志賀委員長は「全体的に年々写真の撮り方が上達している。一方で、同じような写真が多いので被写体をバラエティーに撮影してもらえれば」と総評する。選ばれたスマイル大賞は旭川市の羽廣正和さんの作品「夏の思い出」。夏祭りのスナップの一枚で「子どもたちが浴衣を着て無邪気で楽しそうな雰囲気がそのまま写真に収められていて素晴らしい作品」と講評した。
大賞を受賞した羽廣さんは「カメラを始めて8年。孫が通う保育園にあった申込用紙をもらってきたことでコンテストを知った」と応募のきっかけを話す。写真は孫の男の子を主体で撮影した夏祭りの様子で、「初めて応募したコンテストで賞を受賞できてうれしい」と顔をほころばせる。
表彰式は14時から。入賞作品は同ホールに1月10日まで展示する。1月12日~2月21日は、たべもの交流館「ぐるめ工房 か夢かむ」2階交流スペースでの展示を予定。