KSKホールディングス(旭川市1条5、TEL 0120-419-369)が10月1日、富良野の特産品「ふらのメロン」を使った日本初「KSKオールインワンクリーム(メロン)」の販売を開始した。
「ふらのメロン」は上川管内ブランドを代表する特産物だが、7月~10月と生産時期が短い。そこで、メロンをクリームに加工することで販売時期を伸ばし、土産として気軽に購入してもらいたいと製造した。規格外ではじかれていたメロンも再利用し、資源を有効活用している。化粧水・美容液・乳液・保湿クリーム・化粧下地の役割を果たす防腐剤パラベンが入っていないオールインワンクリームで、ふたを開けるとメロンの甘い香りが広がり、肌に塗るとべとつかずにすっとなじむという。
富良野のお土産はラベンダーがほとんどであることから、「ラベンダー以外のもので何かできないか」と考案した同商品。同社の池下政則さんは「今後クリームが世間に露出していくことで『ふらのメロン』自体の売り上げも上がり、相乗効果で全体的な富良野の活性化を目指せれば」と話す。「クリームを使った毎日のスキンケアで、メロンの甘い香りを感じながら、富良野の旅や思い出、ふらのメロンを思い出してほしい」とも。
パッケージには旭川のローカルアイドル「最上奏音(モカ)」を起用。東京都出身で旭川在住の道外から北海道に移住してきた設定のキャラクター。地元の人が気付かない旭川の良さを道外へ発信していこうというコンセプトのキャラクターに共感し、同クリームも道外へ発信できたらと思いを込めパッケージに起用した。
80グラム入りで、価格は3,240円。今後は富良野マルシェやホテルの売店などに並ぶ予定。主な成分はふらのメロン果汁エキス、北海道岩内海洋深層水、北海道マリンプラセンタ、プロテオグルカンなど。