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「旭川冬まつり」開催迫る-今年の大雪像はウルトラマンとコラボ

大雪像のイメージイラスト

大雪像のイメージイラスト

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 旭橋河畔(旭川市)会場で2月6日~11日、「第56回旭川冬まつり」が開催される。

昨年のプロジェクションマッピングの様子

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 今年の大雪像は「ウルトラマンギンガS」に登場する最新ウルトラヒーロー「ウルトラマンギンガストリウム」と「ウルトラマンビクトリー」をモデルとして制作される。全体の高さが17メートル、横幅35メートルの巨大スケールとなり、1994年には世界最大の雪の建設物としてギネス公式記録になった。雪像側面には10メートルの高さから滑り降りる100メートルの滑り台「ぶんぶんスライダー」2本も設置される。大雪像をスクリーンにしたプロジェクションマッピングも期間中、毎日予定。オープニングセレモニーとフィナーレには花火も打ち上げ、華やかに冬まつりを彩る。

 大雪像の手前では市民による雪像コンテストも実施し、小・中の雪像を並べる。3.5メートル四方サイズの雪ブロックを削って制作される中雪像は滑り台が組み込まれたデザインもあり、期間中は子どもたちがこぞって滑るほどの人気に。幅1メートル、高さ2メートルほどの小雪像は、人気の「妖怪ウォッチ」のキャラクターや「アナと雪の女王」のオラフなど30基ほどが並ぶ。

 小・中雪像を挟み大雪像を望める場所にはバルコニー雪像を設置。デザイン案は「世界」をテーマに公募を行い、北海道立旭川高等技術専門学院の佐藤さんの作品が採用された。旭山動物園の動物を世界地図に見立て配置。中心には冬まつり後に行われる「IPCクロスカントリースキーワールドカップ旭川大会」「FISスノーボードワールドカップ旭川大会」をイメージし、スキーとスノーボードの格好をした子ども2人が2つのW杯をアピールする。

 1月20日~2月1日には「大雪像ができるまでガイドツアー」を開催中。ギネス級の大雪像ができるまでの工夫や苦労話を直接、実行委員会から聞く事ができ、一足早く冬まつりを味わえる。造成中の冬まつり会場や制作中の市民雪像を見学し、ミニ雪だるま制作体験を行える。開催時間は19時から1時間程度。定員15人。申し込みは当日18時まで、実行委員会(TEL 0166-27-5632)で受け付ける。

 同委員会担当者は「世界最大級の大雪像と、世界的ヒーローであるウルトラマンのコラボを楽しみにしていただければ」と来場を呼び掛ける。

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