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旭川で写真家・谷口雅彦さんの銀塩プリント写真展「びじんぴくとりある」 

写真展「びじんぴくとりある」を開催中の写真家・谷口雅彦さん

写真展「びじんぴくとりある」を開催中の写真家・谷口雅彦さん

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 フリーの写真家で、旭川の貴重な写真のアーカイブ活動なども行う谷口雅彦さんの写真展「びじんぴくとりある」が現在、「日本茶カフェWHIZ」(旭川市5条通8=買物公園・旭川はれて)で開催されている。

写真展の写真を選定中の谷口雅彦さん

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 作品は、谷口さんが1996(平成8)年~2001(平成13)年に撮影した中から50点をピックアップし、さらにその中から選んだ17点。モデルは、当時のプロからアマチュアまで、身体表現を得意とするダンサーや舞踊家、役者、ファッションモデルなどで、中には旭川のモデルもいるという。

 同展は、「スマートフォンやデジタルカメラが普及し、誰もが気兼ねなくカラー写真を印刷したり、印刷すらせずモニターで完結したりする時代になった中、『人物』にこだわって撮影した写真を見る機会が少ないのでは」と感じた谷口さんが、「今、あえて真逆の表現として、フィルムで撮影し銀塩プリントした印画紙のモノクロームの世界に、どれくらいの魅力があるかを体験してほしい」と考え企画した。

 銀塩プリントは、紙の上に薬品を塗布してある印画紙に化学変化を起こして表現する手法で、インクを吹きつけて印刷するプリンターよりも高画質で、特に黒の深みを表現できて経年劣化もはるかに少ないのが特徴。今回の展示作品も20年以上前のものにもかかわらず、「朝プリントしたのでは、というぐらいのクオリティー」という。

 谷口さんは「今後もフィルムで撮る価値を伝えていきたい」と思いを語り、「プリント原本である印画紙には、圧倒的な表現の豊かさ、違いがある。ぜひ会場で、デジタルでは出せない、時間をかけて制作する本物の写真だからこそ伝えられる表現力、情報量を感じ取ってもらえれば」と来場を呼びかける。

 営業時間は11時~23時。水曜定休。入場無料。7月31日まで。

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