シンガー・ソングライター、ギタリストの長谷川きよしさんのコンサートが8月18日、旭川市民文化会館小ホール(旭川市7条9丁目)で開催される。これまで毎回使っていた会場「木楽輪(きらりん)」(神楽3条6)が修繕期間に入るため、初めて同ホールで行う。
長谷川さんは1969(昭和44)年、「別れのサンバ」でデビュー。ライブを中心に活動する長谷川さんは、シャンソン、サンバ、ラテン、ジャズ、ロックなどあらゆるジャンルの音楽を取り入れた独特のスタイルで知られる。
間もなくデビュー54年となる長谷川さんは、デビュー当時、旭川でライブを行うにつれ友人ができ、縁となってよく旭川にライブに訪れていたという。その友人が他界した後、旭川とは一時期関係が薄れていたが、現在、同コンサート実行委員会を務める末廣さんの夫が以前勤務していた旭川北高が、芸術鑑賞会に長谷川さんを招き全校でコンサートを鑑賞。歌声やギターテクニックに感動した生徒から多くの感想文が届いたほか、末廣さんの思いも長谷川さん本人に伝わり、長谷川さんと末廣さん夫婦との交流がスタート。今回で9回目を数えるコンサートは、コロナ禍期間を除き毎年開催されるようになり、長谷川さんのファンが全国から訪れるという。
末廣さんは「コロナ禍を経て4年ぶりに旭川で開催できることは感無量で、いろいろな条件が整ったことに感謝したい。長谷川さんの歌声を聴きにぜひ、お越しいただければ」と来場を呼びかける。
14時開場、14時30分開演。チケットは、前売り=7,000円、当日=7,500円。チケットは、実行委員会の末廣さん(TEL 0166-46-7220)、フィール旭川4階の「BOOKMARK CAFE」(1条通8=買物公園)で扱う。