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旭川にセレクトショップ「708号室」 21年続いたブティックを継承

緑道でセレクトショップを開いた蜂須賀咲来さん

緑道でセレクトショップを開いた蜂須賀咲来さん

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 ギャラリースタッフをしていた蜂須賀咲来 (はちすかさくら) さんが4月3日、緑道沿いにセレクトショップ「708号室」(旭川市7条通8)をオープンした。

前店主から引き継いだ内装棚に並ぶ商品

 店主の蜂須賀さんは、旭川教育大学院生の時に「ギャラリープルプル」(同)と出合い、卒業後にギャラリースタッフとして働いていたが、緑道を挟んだビルの1階で21年間ブティック「樂」を営み、交流のあった石川誠さんが引退することとなり、思い入れのある店舗を若い世代に託したいと継承を打診されていた。

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 ギャラリーを通して緑道地域のまちづくりに関わり、高齢による後継者問題を目の当たりにしてきた蜂須賀さんだが、当初は自分が適任なのか半信半疑だったという。しかし、血縁など関係なくても次の世代にバトンを渡そうとするひたむきな石川さんの思いと自身の思いを探る中で、大切な店を引き渡す側と引き継ぐ側で同じ意志を共有することができることを感じ取り、決意した。

 前店舗の内装品を生かしつつ一部リメークした同店では、蜂須賀さん自身が気に入った雑貨、アクセサリー、洋服を仕入れて販売しており、月替わりでメインのディスプレーを変える計画で、先々の企画も進む。

 今月は、岡山県倉敷市児島で100年以上続く藍染め・インディゴ染めの「高城染工」の藍染めの洋服を展示販売。「藍染めはとても着心地が良く、着るほどに柔らかくなじむ。同社の藍染めは冷たい水の中で丁寧に手染めしており、色移りの心配もなく安心。数年着用して色落ちしたら今度は染め直しを楽しむことができる」と、自身も同社の10年ものの藍染めシャツを着る。

 蜂須賀さんは、「長く使えるもの、直して使えるもの、手作りのものを街の人々に提案したい。お気に入りを見つけてもらえればうれしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~18時。水曜定休

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