「第33回北竜町ひまわりまつり」が7月20日から、北竜町のひまわりの里(雨竜郡北竜町板谷143)で開催されている。主催は北竜町ひまわり観光協会。
1980(昭和55)年、ホクレンと農業試験場の指導の下、ひまわり油の生産と環境美化を兼ね、422戸で計4.2ヘクタールのヒマワリの作付けを開始。1982(昭和57)年に「ひまわり」を北竜町の町花に制定し、1987(昭和62)年に「第1回ひまわりまつり」を開催した。
1988(昭和63)年の集中豪雨で収穫前の半数のヒマワリが被害を受けたが、町民の熱意により1989(平成元)年に「ひまわりの里」が誕生した。現在では約23ヘクタールの大地に200万本のヒマワリが咲く、国内最大級のヒマワリ畑となった。
開催初日のオープン式では、北竜太鼓や北竜中学校吹奏楽部の演奏披露、テープカット、餅まきなどのイベントが行われ、国内外から多くの観光客が訪れた。
期間中は、ヒマワリで作った巨大迷路(300円)や遊覧車「ひまわり号」の運行(500円)、レンタサイクル(1時間100円)などの常設イベントのほか、週末には「ご当地キャラ ヒーローフェスティバル」(8月11日)、「北竜盆踊り大会」(8月20日)などの子ども向けイベントも開催する。
8月1日は、18時から演歌歌手・石原詢子さんと旭川出身・小橋亜樹さんによる「ひまわりフラワーフェスタ歌謡ショー」、19時から「お楽しみ抽選会」、20時から北海道医療大学によるYOSAKOIや花火大会が予定されている。
北竜町役場の担当者は「ひまわりは8月上旬に見頃を迎える。ぜひ多くの方にお越しいただき、この夏一番の思い出を北竜町でつくっていただければ」と話す。
ひまわりの里は24時間入場可能。入場料・駐車場無料。8月20日まで。