旭川市春光台公園(旭川市字近文6線)を第1ステージのスタート地点として「ツール・ド・北海道2015」が9月11日~13日に開幕となる。
1987(昭和62)年に日本最初のステージレースとして開催され、今年で29回目を迎える自転車ロードレース。第11回大会からは国際自転車競技連合(UCI)の公認大会として承認された。海外から多数のチームが参加するなど「ツール・ド・フランス」の日本版と言われ、いまや国内有数のステージレースとなっている。競技は1チーム5人のチーム成績と個人成績の両方を競うステージレース。イタリア、イラン、チャイニーズタイペイ、オーストラリアなどの海外およびサイクリングやレーシングチーム、大学チームなど国内から合計21チーム、約100人の選手が出場を予定している。
11日の第1ステージレースは、旭川春光台公園をスタート(10時予定)し、和寒町、剣淵町を経て士別市で最初の中間スプリントを競う。名寄市から国道239号を通り上川町市街で補給を受けた後、糸魚(いとい)トンネル手前で最初の山岳ポイントを競う。その後、於鬼頭(おきと)トンネル手前で2度目の山岳ポイントを競い、愛別町役場前で2度目の中間スプリント後、当別ダム前を抜け旭川市東部を通って東川町キトウシ森林公園前でフィニッシュする、188キロメートルのコースとなる。
同日に市民第1ステージレースも開催。旭川市石狩川河川敷特設コースをスタート(12時予定)して、金星橋間を往復するフラットな2.2キロメートルのコースでタイムを競う。
12日の第2ステージは、美瑛町(9時30分スタート予定)~上富良野町~中富良野町~富良野市~美瑛町を巡る162キロメートルのコース。13日の第3ステージは、鷹栖町(9時30分スタート予定)~秩父別町~新十津川町~当別町~札幌市を巡る200キロメートルのコースを予定している。