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旭川書店で12人の作家展 「天然素材のクレヨンと絵の具」画材に指定

天然素材の画材のため、それぞれが優しい色合いの作品

天然素材の画材のため、それぞれが優しい色合いの作品

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 ジュンク堂書店旭川店内「ギャラリー・ジュンク」(旭川市1条通8)で8月9日まで、「Tuna-Kaiと12人の作家展」が開催されている。

西岡りきさんの作品

 全国の絵本作家、画家、イラストレーター、漫画家の12人が、「手作りクレヨン工房トナカイ」(上川郡標茶町虹別原野)が作ったクレヨンと絵の具を使った作品を展示する。画材を指定した全国でも珍しい試みとなる。

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 Tuna-Kaiのクレヨンと絵の具は、フキ・タンポポ・エンジュなどの黄色系やアカネ・マングローブ・ザクロなどの暖色系、空気に触れると青くなる色素を持つインドアイなどの寒色系、赤・茶などの土を使った色など、自然の草木や土、貝殻などから色を取り蜜ろうを混ぜてクレヨンに、アラビアゴムを混ぜて絵の具を作る天然素材の画材。化学物質過敏症という石油アレルギーの少年との出会いがクレヨン作りのきっかけ。一つ一つ手作業で作られ、色を取り出すのに2週間、クレヨンはさらに1カ月、絵の具はさらに10日かかるという。

 クレヨンと絵の具を使った作品を制作したのは、絵本作家の堀川真さん、漫画家のヤマモトマナブさん、デザイナーでイラストレーターのやまだめいさん、ジュンク堂店員でグラフィックデザイナーの鈴木歩さん(以上旭川市)、画家の牧野歩未さん、自営業の塩川裕子さん(以上斜里町)、版画家で画家の冨田美穂さん(小清水町)、画家で漫画家の松本直樹さん(釧路町)、デザイナーでイラストレーターのフジワラトシカズさん(弟子屈町)、イラストレーターのヒラタヒサコさん(福井県)、マルチ・クリエーターの西岡りきさん(大阪府守口市)、画家のヒューズ祥恵さん(オーストラリア)の12人。

 原料によっては描きごこちが固かったり、柔らかかったりするクレヨンと絵の具。天然素材の画材を使用した作品は、柔らかくて優しいタッチで描かれている。会場には実際にクレヨンと絵の具を使える「お絵描きコーナー」も。来場者が描いた絵は一つの作品のように飾られている。

 同7日には、フジワラトシカズさんによる「紙芝居屋トシ参上!」が開催される。「トナカイのクレヨンと絵の具とは関係ないけど、紙芝居を楽しんで」と来場を呼び掛ける。会場ではクレヨンと絵の具も販売する。紙芝居は13時から。参加無料。

開催時間は10時~17時30分。

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