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旭川市博物館で「よいこのざっしふろく」展 講演会やワークショップも

全国的にも貴重な資料の数々

全国的にも貴重な資料の数々

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 旭川市博物館(旭川市神楽3条7 TEL 0166-69-2004)で4月29日、「よいこのざっしとふろく~函館児童雑誌・付録コレクション」展が始まった。

組み立てられた船の付録

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 函館市中央図書館が所蔵する、明治から戦後に至るまでの文芸誌、学習誌、絵雑誌などの児童雑誌を含む3400冊に上る膨大で貴重なコレクションの中から、戦前の児童雑誌と付録を展示。「小学(セウガク)二年生」などの児童雑誌から消防自動車・戦車・船などの組み立てる前の付録、立体的に組み立てられた付録など約200点を展示。子どもたちが発売を毎回心待ちにしていた児童雑誌・組み立てに夢中になった付録は、子どもたちの憧れや、大人たちの子どもへの願いが反映されており、「当時の世相を振り返る、全国的に見ても優れた資料になる」という。

 5月10日・17日には関連ワークショップ「オリジナルふろく作り」を開催。24日には、札幌在住で児童文学作家・研究家、元藤女子大教授の柴村紀代氏を講師に招き「こどものゆめを育んだ 戦前の児童雑誌と付録の世界」関連講演会も予定する。

 同館の岡本さんは「子どもにとっては新鮮で、大人にとっては懐かしい資料。当時はみんなで1冊を回し読みしていた」と話す。「全国的に見ても貴重な資料ばかり。大人から子どもまで楽しんでもらえたら」と来館を呼び掛ける。

 今月31日まで。開館時間は9時~17時。5月11日・25日休館。観覧料=一般300円、高校生200円、中学生以下無料。講演会は14時~16時で定員は40人。ワークショップは各日14時~16時で定員は先着10人。

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