JR旭川駅構内と駅北広場で12月21日、クリスマスイベント「あったかいね、あさひかわ~つなげよう灯のわ~」が開催される。主催は、旭川市と旭川ウェルビーイング・コンソーシアム学生自主組織「はしっくす」。
寒さの厳しい旭川の冬をスノーキャンドルで彩り、「『あったかい』気持ちを届けよう」をコンセプトに企画から運営までを行う「はしっくす」は、旭川医科大学、北海道教育大学旭川校、旭川大学、旭川大学短期大学部、東海大学札幌キャンパス、旭川工業高等専門学校の学生らで構成する自主団体。クリスマスイベントは今年で5回目。
駅北口広場では、みんなで雪だるまを作り飾る「ゆきだるまつくろう♪」をはじめ、中に入って記念撮影ができる雪で作ったハートのオブジェを設置。そのほか、スノーキャンドルで「あったかいね、あさひかわ」の文字を浮かび上がらせる企画や、雪で作ったクリスマススノーツリーも登場する。
JR旭川駅構内では、「うぇるかむふぉとりれー」企画を実施。旭川の好きな所を書きこんだ風景写真を壁に貼り付け、モザイクアートを仕上げる。ほかにも、イベントボランティアを紹介するパネル展示「あったかいねボランティア部」、甘酒やココアの振る舞い、各会場を巡りスタンプを集めた先着200人に、ご当地キャラクター「あさっぴー」のバルーンを進呈するスタンプラリーも行う。
スタンプラリーは、「小学生と親子で楽しんでもらいたい」との思いから、今年初めての試みとして用紙を旭川市内の小学校へ配布。小学生たちは「当日が楽しみ。参加したい」と話していた。
同イベント代表を務める旭川大学の河井さんは「普段出会えない人との交流で、さまざまな話が聞けて楽しかった。各地でクリスマスイベントが開かれているが、旭川のイベントもぜひ楽しんでほしい」と呼び掛ける。
同日13時からは、サンタクロース姿で練り歩く「サンタラン」も。ゴール地点のJR旭川駅では16時30分ごろの到着に合わせ、スノーツリー点灯式を行う。点灯時間は20時まで。
開催時間は13時~20時。入場無料。