旭川大学短期大学部のゼミ生が7月16日・17日、旭山動物園での演劇会「椎名ゼミナールSummerイベントin旭山動物園」を開催し、オリジナルの演劇を披露する。
2015年クリスマスイベントで手作りの演劇を披露した椎名ゼミナールのみなさん
演劇会を開催するのは、学内外を通して子どもと美術との関わりをテーマとして美術を専門に学ぶ意欲を持って集まった、同短期大学部幼児教育学科椎名ゼミナールのゼミ生14人名。同演劇会は、毎年恒例のクリスマスイベントに加えて、今回サマーイベントとして初めて旭山動物園で開催するもので、「BOXシアター『Let’s パズール』」と「わくわくカメラ劇『この石なんでスト~ン』」の2部構成。これまで約3カ月間に渡り、脚本、演出、音楽、衣装、舞台美術をゼミ生が一から準備し、何度も動物園に足を運び動物たちの表情や生態を観察してきた。
「BOXシアター『Let’s パズール』」は、椎名澄子准教授から示された「箱を組み合わせた表現」を取り入れ、いつもと少しだだけ違う旭山動物園の動物たちに会いに行く探検物語。
「わくわくカメラ劇『この石なんでスト~ン』」は、「愛の石」を探しに向かう主人公のペンギン欽之助のカメラをめぐって、動物たちが繰り広げるラブコメディー。
椎名准教授は、「表現することのその素晴らしさが、ゼミ生がこれから関わる全ての人たちへ伝わり循環されていくことを期待している」と語る。
両日とも、開場12時30分、開演13時。会場は園内学習ホール2階。