旭川市中心部(緑橋通、昭和通、平和通買物公園、旭橋通、7条緑道)を彩る「あさひかわ街あかりイルミネーション」が今年も、12月5日にアッシュアトリウム(1条通買物公園)で始まる。初日には、点灯式と、アイヌ女性コーラスグループ「マレウレウ」のライブが開催される。
旭川の冬の風物詩となった同イルミネーション。冬の夜を明かりで演出することで訪れる市民や観光客へ感動を与え、中心市街地のにぎわいづくりや地域経済の活性化を目的に開催されている。今年は「イランカラプテ街あかり、イランカラプテあさひかわ」をテーマにアイヌ文化に焦点を当て、地域のイルミネーションとは一味違うエスニックで幻想的な旭川らしい点灯式を企画。
事前に旭川フードテラス(旭川市5条通7)で川村久恵アイヌ記念館(旭川市北門町11)副館長を講師に招き、点灯式用のクリスマスオーナメントや飾りの製作を行い、まちなかぶんか小屋(旭川市7条通7)ではオーナメントやタペストリーの製作を行った。製作したオーナメントをアッシュのツリーとイオンモール旭川駅前ツリーに飾り付け、点灯式当日にはイオンモール旭川駅前のイルミネーションと同時点灯のカウントダウンを行う。
緑道通(ナナカマドイルミネーション)は42本のLED電飾が点灯。昭和通(ウエルカムイルミネーション)は中央分離帯に高さ11メートルの電飾柱を2基点灯。平和通買物公園(フレンドリーイルミネーション)は街路樹にLED電飾を点灯。旭橋通(ウェーブイルミネーション・ロータリーイルミネーション)は歩道上の電柱などを利用してLED電飾を点灯し、ロータリーも放射状に点灯。7条緑道(緑道イルミネーション)はLEDによるトンネル型のイルミネーションを点灯する。
点灯式は16時から。点灯時間は17時~21時(買物公園のみ16時30分から)。