大西時計店(旭川市6条通8、TEL 0166-26-6155)は現在、総額1億円の宝飾品で飾り付けたクリスマスツリーを展示している。
1909(明治42)年の11月11日に日本が宝石の国際重量単位を「カラット」に正式に採用した日にちなんで同日を「ジュエリーデー」に制定。業界関係者すべてが正常なルールを厳守し、消費者の心を豊かにするような宝飾文化の普及に努めることと、消費者の宝飾品に対する関心の向上と購入する上での適切な知識の普及が目的で、同店では「ジュエリーデー」を広く市民に知ってもらおうとこの日から同ツリーを展示することとなった。1987(昭和62)年から毎年行い、今年で28年続く。
メーンとなる時価2,160万円の15.59カラットのエメラルドのネックレスを中心に、時価1,900万円の2.64カラットルビーのネックレスなど数十点の宝飾で飾られたツリーは、総額時価1億円という。昨年までは正面からしか見られなかったが、店舗を改装しガラス張りの店内に飾られ、横からも鑑賞できるようになった。
大西時計店の金森幸子店長は「雪が降り積もる中で見るツリーはひと味違った印象。足を運んでみては」と話す。
営業時間は10時~19時。12月25日まで。