旭川市忠別川ツィンハープ橋下左岸河川敷で3月22日、サケの稚魚放流体験会が行われる。
石狩川や忠別川にかつて生息していた野生のサケの復活を目指すための取り組みで、今年で7回目となる。主催は「忠別川の自然に親しむ会」と「旭川・森と川ネット21」。例年100人前後の参加者があり、昨年は稚魚を放流することを教育の一環とした家族が多く見受けられた。サケの卵を稚魚へ孵(かえ)す「里親制度」で稚魚となった1800匹ほどを放流する予定。
忠別川の自然に親しむ会の北島さんは「体験会に参加することで、昔からアイヌの人々も恩恵を受けてきた川の環境を考えてもらえれば」と話す。
開催時間は10時~11時45分。参加無料。集合場所はポン川河口。長靴・帽子・手袋など野外活動に適した服装での参加を呼び掛ける。幼児と小学生は保護者の同伴が必要。問い合わせは、忠別川の自然に親しむ会の北島代表(TEL 0166-65-1195)へ。