FISスノーボードワールドカップ旭川大会の開催を前に、旭川市内で関連イベントが続々と行われている。
旭川サンタプレゼントパーク(旭川市神居町富岡)で2月28日、3月1日に開かれる同大会。28日は男女パラレルジャイアントスラローム予選・決勝、1日は男女パラレルスラローム予選・決勝が行われ、旭川出身でソチオリンピック銀メダリストの竹内智香選手をはじめとする日本選手のほか、欧米を中心に15カ国の地域から約100人の選手が熱い戦いを繰り広げる。
2月25日には、竹内智香選手ら男女4選手が近文第一小学校を訪問し、小学生と交流を図った。ロワジールホテル旭川(旭川市7条通6)4階ビズルームIIでは3月1日まで大会で使用するビブの展示が行われているほか、2月27日にはアッシュアトリウム(旭川市1条通7)で17時30分より「公開ビブドロー」が開かれる。海外ではなじみのあるイベントだが、日本でのW杯では初めて。通常、シード選手のスタート順を決める抽選(ドロー)はチームキャプテンミーティングで行われるが、今回は市内を中心に活動するダンスキッズの踊りを交えた前夜祭イベントとして抽選(ドロー)が行われる。
3月1日の大会閉幕後19時より、出場選手との交流を目的としたフェアウェルパーティーがディスコ・ザ・ワールド(旭川市4条通7)で開かれる。チケット料金は前売り2,000円、当日3,000円。同市スポーツ課やForever Fever(旭川市4条通6)で購入できる。
同大会実行委員会の担当者は「14年ぶりにスノーボードワールドカップが旭川で開催される。ぜひ、一流選手の滑りを見ていただき、将来、旭川地域からスノーボードの新たなワールドカップやオリンピック出場選手が出ることを期待したい」と話す。「大会の開催を機会に、旭川においてオリンピックの直前合宿などの誘致を進めたい」とも。
大会は、両日とも9時より予選、13時(予定)より決勝がスタートする。観覧無料。