旭川市民ギャラリー(旭川市宮下8、西武旭川店B館10階)で12月30日から、35歳以下の作家対象の公募展「U-35 コラボ展」が開催される。
旭川市および近隣の作家が気軽に作品を発表できる場として、また次の世代を担う若手作家育成の一環として同ギャラリーを運営する旭川市教育委員会が企画・運営を行う。イラスト、絵画、書、切り絵、写真、工芸、映像など若手の感性が光る作品がそろう。
日本工学院とオリンパスイメージングが主催する「高校生デジタルフォトコンテスト」でグランプリに選ばれた、旭川西高校・高松美聡さんの作品「水のスカート!」も展示。その他、大学の卒業制作として作られた短編アニメーションなど計63点が展示される。
同ギャラリーの平間さんは「作品を『発表する楽しさ』や『鑑賞する楽しさ』を知ってもらうこと、市民ギャラリーをもっと知ってもらうため企画した。他展示会で年配の方から、若手の展示会も開いてほしいという話もあった。ぜひ年末年始の買い物後、立ち寄ってもらえれば」と呼び掛ける。「今回、紙とクレヨンなどを置いて交流スペースを用意したので、交流の場にしてほしい。若い世代はコミュニケーションが苦手と言うけれど、趣味が近いと自然と盛り上がるはず」とも。
営業時間10時~18時30分(31日は16時30分まで、最終日は17時まで)。入場無料。1月4日まで。