見る・遊ぶ 学ぶ・知る

旭川・買物公園にイベントスペース「ホコロ」 展示やワークショップなど

hocoro代表の植木大輔さんとフードテラスを運営する「旭川まちづくり株式会社」の四戸秀和さんのトークショーの様子

hocoro代表の植木大輔さんとフードテラスを運営する「旭川まちづくり株式会社」の四戸秀和さんのトークショーの様子

  • 6

  •  

 旭川のカフェ「BOOKMARK CAFE」(旭川市5条通7=買物公園)が7月27日、店内にイベントスペース「hocoro(ホコロ)」を新たに設けた。

イベントスペース「hocoro」キックオフイベント後の参加者交流会の様子

[広告]

 同スペースは、5条買物公園の商業施設「旭川フードテラス」に昨秋移転した同店が、店舗の一部を使って展示やイベント等を開催できるように整備したもの。春先頃から先行利用が始まっていたが、正式オープンとしてスペース名やロゴマークなどの発表も含め広く活用を呼びかけようとキックオフイベントを開き、40人ほどが参加した。

 「買物公園」の最大の特徴である「全国初の恒久的歩行者天国」の意義を大切にしつつ、人の様子を感じる名前にしたいとの思いから、「歩行路」「顔がほころぶ」「心や物事がころころ転がる」という意味を込めて「hocoro」と名付けたという。

 同スペースは約17平方メートルで、一部にステージを備える。コの字型の壁面は作品展示・販売のギャラリーとして利用でき、プロジェクターも備えるほか、ステージを使ったトークショーや発表会、演奏会などにも使える。10人ほどで使える大きなテーブル2卓も備え、ワークショップやカフェミーティングにも利用可能。ハンドメード作家が手作り作品を展示・販売できる「ハンドメードボックス」のコーナーも設けた。

 イベントでは、同スペースが買物公園で果たすべき役割や活用の展望について、同スペース代表の植木大輔さん、フードテラスを運営する「旭川まちづくり株式会社」の四戸秀和さんが登壇し、トークショーが行われた。四戸さんは、「買物公園は魅力ある施設ができてきており、今後はそれぞれが連携していけたら」と話し、植木さんは「歩行者天国である買物公園を歩いてふと入った場所で、思いがけず誰かと出会ったり何かに参加したりするような、そんな歩いた先の場所になれたらと思い、「歩いて会おう。」をキーワードにした。「hocoro」を拠点に、買物公園に希望を持ってがんばっている人たちや表現したくてうずうずしている人たちと連携をして、5条買物公園から情報や文化を発信し、買物公園の新たな価値を作っていきたい」と意気込みを語った。
 その後、現在展示中のアーティストや今後展示予定のアーティスト、ハンドメード作家が順番に登壇してミニトークが行われ、イベント後の参加者交流会では、参加者同士が自身の活動や作品を紹介しあい、笑顔で語り合ったり意気投合する様子が見られた。

 イベント開催にあたった事務局の横井昴也さんは、「『hocoro』を楽しい場所に育て、市民と一緒に買物公園を盛り上げていきたい。アイデアや提案など気軽に相談を」と活用を呼びかけた。
 問い合わせは同店090-6444-2909かホームページから。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース