LIXIL旭川ショールーム(旭川市1条通22)で10月1日、「光るどろだんご大会2016」の旭川地区予選大会が開催された。
「光るどろだんご全国大会」は、住宅設備機器メーカーのLIXIL(東京都千代田区)が「土」の魅力や、ものづくりの楽しさを体験してほしいと、2008年から始めたイベントで、今大会で9回目を迎える。旭川地区予選には、市内の小学生ら20人ほどが参加し、おのおの個性豊かな作品を作り上げた。
「光るどろだんご」は、焼き物用の粘土を丸めた「タネ」を真球になるまで削り、赤、青、緑など色の付いた「化粧どろ」で着色、ガラス瓶の口を使って表面を磨き、直径約5センチの光沢のある球体に仕上げたもの。子どもから大人まで幅広い世代で楽しめることから近年人気を集めている。
参加者の投票により優勝者に選ばれたのは、小学校1年生の本永紗菜さんの作品。本永さんが「何となく付けた」という「にわとり」と名付けられたその作品は、まるで「にわとりの卵」のように傷がほとんどなく、きれいな真球に仕上がっていて周囲を驚かせた。この後全道大会にコマを進め、さらに全道大会を通過すると愛知県常滑市のINAXライブミュージアム(LIXILグループ)で開催される全国大会に招待される。
全国大会は11月27日、愛知県常滑市で開催予定。