メディア・マジック(札幌市)が旭川のバス会社「旭川電気軌道」と「道北バス」の協力を得て、路線バス運行情報案内サービス「バスキタ!旭川」の公開実証実験を11月より行っている。
旭川市バスロケーションシステム導入調査事業として、旭川市から委託を受け開始した同サービス。スマートフォンやフィーチャーフォンで現在位置などのバスの運行状況がリアルタイムで確認できる。出発地と目的地を指定し日時を選択するとバスの経路を検索でき、バス停・現在地・ランドマークから行き先を探すことが可能。検索結果で経路の候補が表示されるため、運行しているバスの「遅れ情報」などが確認できる。
マップ上で運行中のバスやバス停が表示される「バスマップ」機能もあり、バス停をクリックするとそのバス停から「出発」「到着」する路線を検索できる。その他、普段よく使うバスを登録できる「マイバス」機能や、「時刻表」検索機能も。
通勤にバスを利用している30代女性は「冬になるとバスが遅れていつ来るか分からず、寒い中待つのがつらいが、このサービスのおかげで遅れている時間がリアルタイムで分かるので助かる」と話す。
アンドロイド端末やiPhone、フィーチャーフォンに対応。利用無料。実証実験期間は3月31日まで。