旭川市公会堂(旭川市常磐公園内)で9月21日、北海道和太鼓フェスティバル「彩」が開催される。
日本の伝統・和太鼓の、北海道が誇る10チームが集まって披露する同フェス。知床いぶき樽保存会、北竜太鼓、厚真郷芸保存会、躍進滝川太鼓保存会、しべつとどわら太鼓保存会、サロベツ豊富太鼓・鼓魂磨、橋本流地獄太鼓、旭川実業高校太鼓部、中川町郷土芸能誉平太鼓保存会、室蘭和太鼓曾が第1部で演奏を行う。
続く第2部では、神戸の和太鼓「松村組」をゲストに招いて演奏を披露。同組は、大学在学中に大阪シンフォニカー(オーケストラ)で打楽器奏者として活躍し、その後、音楽教師として活動していた代表の松村公彦さんが、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに教師の職を辞めて立ち上げた。国内外で演奏活動を行うほか、サッカー・ワールドカップでの記念演奏や式典出演、テレビのテーマ曲を手掛けるなど幅広く活動している。全国を公演して回って得た収益の一部を寄付する活動も行っている。
イベント名について、和太鼓「鼓楽」の五十嵐さんは「旭川が和太鼓によって彩りが持てればとの思いから『彩』と名付けた」と話す。
13時開場、13時30分開演。入場料は、前売り=2,000円、当日=2,500円、未就学児無料。チケットは玉光堂イオンモール旭川駅前店で取り扱うほか、日本太鼓財団北海道道北支部事務局の五十嵐さん(TEL 090-2072-4643)まで。