東神楽町弓道場(東神楽町南1条東1)が落成され7月20日、落成と東神楽弓道会設立24年を記念する射会が行われた。
同町にはもともと町の所有ではない弓道場があったが、老朽化のため立て直す話が持ち上がり、町民からの要望も重なり、日本スポーツセンターの「平成26年度スポーツくじ助成金」を受けて新築工事が行われた。的までの距離は28メートルで、5人が並んで的を射ることのできる広さ。冬は雪が吹き込むため休館となる。
当日の射会には東神楽町、士別市、旭川市など上川管内から40人の弓道愛好者が集まった。開会式では濱野2段が矢渡しを行い、弓道における礼式としての射法「射礼(じゃらい)」を旭川地区連の小茂田会長が行った。その後、5人が並んで競技が行われた。
東神楽町教育委員会の吉田さんは「道具などの面で気軽に始めにくいと思われがちな競技だが、今後、町の教育委員会でも弓道教室などの開催を考えているので、親しんでくれる子どもや大人が増えるとうれしい」と話す。同会では簡単に始められるよう弓、矢、胸当てなど一式の貸し出しも行う。「整備された施設なのでたくさん利用してもらえれば」と呼び掛ける。
問い合わせは同町地域の元気づくり課(TEL 0166-83-5407)へ。