NPO法人音ねっと旭川(旭川市東光20条7)が現在、「子供の福祉施設、演奏、を広げていきたい」プロジェクトと題してクラウドファンディングで資金を募集している。
同会は市内の福祉施設を訪問し、音楽療法・訪問演奏など音楽で地域貢献を目指す団体。これまで8年間にわたり施設を訪問し、300回以上演奏を行ってきた。週に1~2回の練習は親子で演奏に参加する母親、ピアノ講師、幼稚園教諭、大正琴師範など会員の協力で支えられている。
今回、楽器や楽譜の購入、ユニホームの作成、情報誌に会員を募集するための宣伝費など「共に演奏を行う音楽キッズと福祉施設へ訪問演奏を継続的に続けるため」クラウドファンディングで資金を募集する。目標金額は38万7,000円。来春には子どもたちが参加するイベントの開催を目指す。
同NPOの清水裕子代表は「子どもはどんどん成長し、貴重な経験をもとに次々と社会へ巣立っていくため楽器キッズの減少が大きな課題。新しい会員を募集して思いを受け継いだ活動をもっと広げていきたい。皆さまの力を貸してほしい」と話す。
締め切りは7月28日23時。