ポニーが鉄そりを引きながら走り順位を競う「ばん馬大会」が6月21日、大高牧場(旭川市神居町台場、(TEL 0166-62-2798)で開催される。
北海道で古くから主に農耕馬などとして利用されてきた重量のある馬「ばん馬」が、全道各地から約60頭出場。全長250メートルのコースを騎手と鉄製のそりを引きながら、5~6頭で計12レースを行う予定。鉄そりの重さは30キログラム~160キログラムで、ポニーの背丈によって重さが決まる。
ポニー40頭を飼育し、競走馬の馬主でもある大高さんは「知人にポニー1頭を譲ってもらったのがきっかけ。大人から子どもまで楽しんでもらえるようにポニーばん馬を始めた」と話す。その後、ポニーばん馬の支部をつくり、継続開催してきた。「大会を楽しみにしている多くのファンの方たちのためにも続けていきたい」と話す。
開催時間は10時~。