ギャラリー「プルプル」（旭川市7条通8丁目 TEL 0166-73-8289）で4月25日から、「田島征三」展が開催されている。

絵本の原画と立体作品

　絵本作家・美術家として活躍する田島征三さんの絵本「やぎのしずか」シリーズから、「やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち」の原画、5月中旬に発刊予定の「やぎのしずかのしんみりしたいちにち」の未収録原画、田島さんが近年力を入れている、流木や木の実を使った立体作品を展示する同展。

　田島さんはこれまで、絵本「ちらかたろう」で世界絵本原画展金のりんご賞を「とべバッタ」で絵本にっぽん賞を受けたほか、2009年に新潟県十日町市の廃校を「絵本と木の実の美術館」として、立体作品の展示会などを行っている。

　5月16日は、田島さん、元・旭山動物園飼育係で現・NPO法人「かわうそくらぶ」理事長の絵本作家あるあべ弘士さん、同法人副理事長の澁澤寿一さんによるトークイベントを開く。14時開演、定員は先着60人（要予約）参加無料。同日15時30分からは記念パーティーを開く。参加費＝1,000円。6月6日は、「製本ワークショップ」なども行う予定。

　同ギャラリーの川守田さんは「子どもからお年寄りまで幅広い年代の方にきていただきたい」と来場を呼び掛ける。

　開館時間は10時～18時。月曜・火曜休館。6月20日まで。