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旭川で小学生のプログラミングコンテスト アイデア光る作品に笑顔

旭川で小学生のプログラミングコンテスト入賞者の記念撮影の様子

旭川で小学生のプログラミングコンテスト入賞者の記念撮影の様子

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 「あさひかわプログラミングフェスタ2025」が11月1日、「PCカレッジ旭川校」(旭川市4条通17)で開催された。

「あさひかわプログラミングフェスタ2025」のグランプリ表彰の様子

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 全国規模のプログラミングコンテストの地区予選に当たり、「Tech Kids Grand Prix 2025全国小学生プログラミング大会第6回旭川地区大会」も兼ねた同イベント。当日は、同大会のエントリー全作品の発表と展示、表彰のほか、ミニゲームのトーナメント大会やワークショップを行い、旭川市の公式キャラクター「あさっぴー」「ゆっきりん」が応援に駆け付けた。

 会場は子どもたちと保護者でにぎわい無邪気な笑顔があふれる中、アイデアと技術を生かして制作した作品を1つずつ紹介。ユニークなゲームや地域情報や課題を分かりやすく表現したさまざまな作品に笑顔や感心を寄せる様子が見られた。

 各賞の表彰式ではトロフィーや記念品を授与。「SNSの問題をゲームで表現した」という社会性あふれる作品でグランプリを受賞した小学6年生の蔦森樹くんは「受賞できてうれしい。将来は3Dゲームクリエイターになりたい」と抱負を寄せた。

 ワークショップはイラストレーターのサトウユウタさんが1階ロビーで開き、サトウさんと参加者が三角形が組み合わさった窓ガラス一面に、PCにまつわるアイコンや模様、三角形なものや動物などのイラストを描き、カラフルに彩られていくガラス面は他の参加者や通行人の目を楽しませていた。

 主催する未来のエジソンプロジェクトの一人でイベントの運営を担当した三浦千穂さんは「AIやプログラミングのスキルだけでなく、個性や発想力、考える力を伸ばし、学校では教えきれない創造の力を育てたい。旭川全体でDX教育を盛り上げ、未来の人材を育てていきたい」と意気込む。

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