旭川文学資料館(旭川市常磐公園、TEL 0166-22-3310)で現在、旭川冬まつりとオリンピックに関する資料を展示する「冬まつり&オリンピック展」が開催されている。
前回の東京オリンピック開催から50年という節目の時期もあり企画された同展。展示される資料は、同館文学資料友の会会員の方から借りたものなど約1000点に及ぶ。
1964(昭和39)年の東京オリンピックや1972(昭和47)年の札幌冬季オリンピックの他、各国で行われた夏季・冬季オリンピックの記念切手や硬貨、ハガキ、ポスター、当時の新聞記事、缶コーヒー、牛乳パック、たばこの包装なども展示。大雪アリーナで撮影された水色の衣装の女の子のポスターや、誘致用のうちわ、バッグなど、1998年の開催を目指して盛り上がったが幻に終わった「旭川冬季オリンピック」の関連資料も多数並ぶ。
また、冬まつりの資料として、当時のパンフレットや絵はがきなども並び、同館の旭川詩人クラブメンバーらによる冬まつりを題材にした即興詩も展示されている。
開館時間は10時~16時。入場無料。日曜・月曜・祝日、12月28日~1月5日休館。冬まつり期間中の2月8日、9日、11日は開館する。来年2月14日まで。