旭川地場産業振興センター(旭川市神楽4条6)で10月19日・20日、「福祉用具展示研修会」が開催される。主催は「マルベリーさわやかセンター旭川(旭川市永山)。
同社の社会貢献事業の一環として地域に密着し、福祉用具の正しい使い方を伝えることや新製品や話題性のある商品を見てもらいたいと企画した同展は今年で7回目。
コミュニケーションがとれる会話ロボット、在宅ケア見守り介護ロボットなどを手掛ける介護ロボットメーカー11社、車イスや介護用ベッド、ポータブルトイレ、紙おむつ、入浴補助用品などを手掛ける福祉用具メーカーなど計60社が参加を予定。介護・生活支援・住まい・リハビリ・予防に関する新製品などを展示する。
19日は、理学療法士の岡田しげひこさんを招き、「これで安心!福祉機具活用法」セミナーを開く。岡田さんは13年間、札幌秀友会病院脳神経外科に勤務し、2000年から北海道総合在宅ケア事業団で機能訓練指導部長を務めている。当日は理学療法士、作業療法士、リハビリ関係者を対象とした福祉用具の活用方法についての勉強会を開く。
20日は、えみな福祉企画(旭川市東光)の板橋雅之さんを講師に招き「認知症サポーター養成講座」を開く。同講座には旭川市明成高校福祉学科3年生約40人が授業の一環として参加する予定。同日、会場では日本赤十字社の献血バスが献血を呼び掛ける。
運営スタッフの星さんは「最新の福祉用具・福祉機器・介護ロボットなどをそろえた。見て、触れて体験できる2日間。ぜひ会場に足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、19日=10時30分~21時、20日=9時~15時。入場無料。