三浦綾子記念文学館(神楽7条8)で11月10日、「『氷点』50年記念 三浦綾子文学賞」の最終選考会が公開で行われる。
旭川出身の小説家、三浦綾子(1922~1999)のデビュー作にして代表作である「氷点」が世に出てから今年で50年を迎える。それを記念して、同館と同館を運営する公益財団法人三浦綾子記念文化財団が、今年限りの三浦綾子文学賞を設け小説作品を募集している。
三浦綾子文学賞は旭川初の小説文学賞。国内外から寄せられた170点の応募作品の中から受賞作を決定。選考委員には、現代詩作家の荒川洋治さんと「夢の壁」で第88回芥川賞受賞の加藤幸子さん、ロシア文学者で公益財団北海道文学館理事長の工藤正廣さん。受賞作は来春KADOKAWAから単行本で出版される。
公開時間は13時~。事前申し込みが必要。締め切りは10月30日(必着)。定員30人(申し込み多数の場合は抽選)。