旭山動物園(旭川市東旭川町倉沼)内学習ホール2階で9月27日、環境保全フォーラム「動物園にできる事~人と自然をつなぐ懸け橋へ~」が開催される。
日本で初めてコアラが来園し、繁殖にも成功したことで知られる愛知県名古屋市の東山動物園、橋川央園長を招いて開催される同フォーラム。第1部は、動物園がどのような思いで動物たちを飼育しているのか、動物園の役割や必要性、園の取り組みや、飼育動物、展示方法など、橋川園長が人と自然との未来について講演する。
第2部は、旭山動物園の坂東元園長と橋川園長によるディスカッションを行い、動物園の必要性や可能性、目指す動物園や両動物園が協働で行いたいことなど語り合う。日本動物園水族館協会(JAZA)が世界動物園水族館協会(WAZA)から通告を受け、同協会に加盟する施設が追い込み漁で捕獲されたイルカの入手を禁止するなど、報道された件についても話される予定。
旭山動物園くらぶの杉本さんは「動物園の園長として同じ志を持つ2人の熱の入った話が聞けるはず。ぜひ会場へ足を運んで」と呼び掛ける。
開催時間は13時~15時(開場は12時30分)。定員100人。参加無料(入園料または年間パスポートの提示が必要)。申し込み・問い合わせは、旭山動物園くらぶ事務局(TEL 0166-73-6066、FAX 0166-73-6067)まで。申し込みは今月24日まで。