美瑛町町民センター(上川郡美瑛町寿町2)で6月26日~28日、「世界で最も美しい村連合会」世界大会総会が日本で初めて開催される。
「小さくても輝くオンリーワン」を持つ農山村漁村の美しい景観、環境、文化を守り育てる活動を行うことを目的とした特定NPO法人「日本で最も美しい村」連合が2005年に設立。1982年にフランスで始まった「最も美しい村運動」が世界各地に広がりを見せ、1994年にベルギーのワロン、1998年にカナダ、2001年にイタリアでも発足。2003年に「世界で最も美しい村連合会」となり、2010年に「日本で最も美しい村」連合も正式に加盟した。「日本で最も美しい村」連合は現在54の町村・地域が加盟し、北海道では黒松内町、京極町、赤井川村、鶴居村、標津町、美瑛町の6つの町村が参加している。
正加盟のフランス、イタリア、ベルギー、日本の他に準加盟のドイツ、韓国などから約30人が世界大会へ出席。定期総会や戦略会議、大鹿歌舞伎の公演やフランス協会、ワロン協会から講師を招き学習会やウエルカムパーティーが開かれる予定。
誰でも参加可能な全国加盟町村のおいしいもの・工芸品などが一堂に集まる「美しい村全国特産品マルシェ」も行われる。開催時間は27日=10時~16時、28日=10時~12時。西武旭川店では活動に賛同し、加盟町村を紹介する「日本で最も美しい村 パネル展」を29日まで開催している。