旭山動物園(旭川市東旭川町倉沼)は6月27日、「旭山動物園障がい者夜間特別開園」を実施する。
心身に障がいを持つ人が、通常の開園時間に他の来園者に混ざって見学することがなかなか難しいという話を聞いた坂東園長が、本人と家族に気兼ねなく動物園の雰囲気を味わってもらおうと企画した同イベント。見学エリアはきりん舎、かば館、あざらし館、ぺんぎん館、ほっきょくぐま館、もうじゅう館、ホッキョクギツネ舎、レッサーパンダ、小獣舎、シロフクロウ舎、オオカミの森、エゾシカの森、動物ふれあいコーナーなど。各展示施設では飼育員によるガイドも予定する。
坂東園長は「毎年、参加した皆さんが満足そうに笑顔で帰っていくことが、私たちとしても大変うれしく思っている」と話す。
開催時間は17時30分~19時。対象は心身に障がいのある人(身体障害・療育・精神障害者保健保育手帳を持っている人)、住まいは旭川市内・市外は問わない。定員は100組。申し込み方法は郵送またはファクスで、締め切りは6月22日まで。応募多数の場合、抽選となり参加当選者に案内状を郵送。